9.筆者の戯言

引っ越しまであと二日となりました。
埼玉から大分までフェリーを使う手もありますが、良い機会ですので観光しながら車で移動する事にしました。

全行程は1,300km、これを2泊3日で移動します。
初日は夕方に出発して、彦根に泊まります。
彦根と言えばもちろん井伊直弼の彦根城。

実は9年前になりますが、彦根市には約1年間住んでいた事があります。
彦根城は以前何度か訪れましたが、今回は今までに気が付かなかった新しい発見が出来そうです。

その後福山まで移動して、福山城に行ってみようと思います。
幕末の福山藩は阿部家の領地となっており、老中阿部正弘は阿部家7代藩主となります。

1年前まで同じ部署で仕事をしていた、私より一回り歳上の大先輩が福山に単身で赴任していますので、夜は一緒に飲みに行こうと思います。
実は、この方物凄く他人思いで「私」をあまり顧みずに、皆の為に色々と嫌な仕事を買って出てくれており、人間的にとても尊敬出来る方なのです。

実務力も高いのですが、あまり出世欲が無く、自らの保身を考えない方でした。
傍目から見ても、会社にはかなり貢献されている方です。

その方は、入社以来現場の経験がなかったのですが、そういう人に会社が与えた境遇というのが50歳を過ぎてからの単身赴任です。

逆に実務力が無くても、立ち回りが上手く、保身の上手な人が要職についているケースが多いう感じなのですが、こういう人たちは会社の利益よりも明らかに自分の立場を守る事を優先しているのが部下にも見え見えで、会社の事をちゃんと考えている社員のモチベーションは下がりまくっています。

10年後のこの会社はどうなってしまうのかというくらい、現場のモラルも下がってきており、それによって起こりうる不都合を防ぐために、仕事の効率を悪化させる様な規則を作り、色々なところで歯車が狂ってきている様に思います。
今必要なのは実務の教育ではなくモラルの教育だと思うのですが、教育といえば実務の事しか考えられない人達が社員教育の方向性を決めていますので、事態は中々改善しないどころか更に悪化しています。
現場の社員の事をちゃんと考えてる人が偉くなれない会社はやっぱりこうなるんですね。

私も9年ぶりの現場復帰となります。
こういう会社になってしまったので、愛社精神などはありませんが、私にも意地はあります。

会社を変える為に自分が必要と思う事を実践し、数字を残してやろうと思っています。
それが出来る様であれば、少しずつ周りの同僚にも自分の考えを分かってもらい、少しでも会社を動かせる力になれば良いかと考えています。

今回の異動で我が家から出てしまいましたので、自分の立場はもう守らなくても良いんですね。
捨て身の攻撃が出来るのが強みです。

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9月の人事異動で、長年住み慣れた埼玉の我が家を離れ、大分に家族と共に赴任する事になりました。
9年振りに現場に戻る事になります。

ここに至った経緯は色々有り、会社と自分の将来、生き方について考える事もありました。
反省点は多く残りますが、後悔の念は全くありません。

全ての行動が、その時々の自分の価値観によって判断をした事に起因しているからです。
当時の価値観というのは、それまでの自分の歴史によって形成された人生観そのものですから、外的要因が確定すれば自ずと選択肢は決まって来ます。
ですから、それに対して後悔するのはしょーもない事だと、個人的には思うんですね。

まぁ、大事なのはこれからって事です。

それでは、大事なこれからについてです。
まず仕事の環境の面では、今までと職位は変わりませんが、部下が70人位付きます。
その人達の人生についても責任を負う事になります。

今までの9年間は部下がほとんどいませんでしたので、公(会社)と私(自分)の事を考えた場合には、どれだけ会社の為に自分の身を犠牲に出来るか、と言う事に限られてきました。

ですが、これからは「会社の利益」と「自分の立場」、「部下の立場」を守らなければならなくなります。

「会社の利益」と「部下の立場」を守る事が、「自分の立場」を守る事に繋がらない事が多々ある会社ですので、中々判断が難しい状況が多くなると思います。
結果はともかく、自分らしく振舞おうと思うのですが、この「自分らしさ」が、まだまだ脆弱な気がします。

幕末を研究していて分かったのは、日本を救ったのはヒーロー達の中に共通して介在した「武士道精神」である、という事です。
公の為に尽くす心を持つ事、結果を恐れず己の信念を曲げぬ事、フェアで有る事。
これが「武士道精神」の基本ではないかと思います。

絶対的に正しい事は何か?
これは今の世の中では答えは導き出せないと思います。
それは個人の価値観によって変わりますし、人の価値観は千差万別です。

この異動を期に「武士道精神」を学び、少しでもこれを自分の考え方に取り入れる事により、より強固な「自分らしさ」=個を確立出来れば良いかと考えています。
歴史に興味を持ったのも自分の人生の一部です。
これを生かさない手はないですよね。

さて、次は楽しみな話です。
実は赴任先の大分というのは、薩長土肥の全てが400Km圏内に入ってくるエリアであります。
これを楽しまない手はありません。

今年の上期は、関東以北の佐幕藩を中心に見て来ましたので、これからは明治維新の中心になったこの4藩を研究して行こうと思います。

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